小学校を辞めてホームエデュケーションを選択したブログ。

小4&小2の娘が小学校を辞めてホームエデュケーションを選択しました。その試行錯誤の日々を記録していきます☆

どケチ夫婦☆が考えるマイホーム「賃貸vs.購入」~Part2~

どケチ夫婦・夫です。

 

先日、妻からマイホーム「賃貸vs.購入」の“経済的合理性”についてネタを振られました。

が!下書きを書いて妻に見せたら不評だったので(笑)、私たち夫婦の住まいの考え方についてもう少し詳しくお伝えすることにします。

 

我が家の住宅に関する基本プランは、

「ライフステージに合った家に住む」です。

つまり、“通勤(会社勤め時代)”、“子育て環境”、“退職後(高齢時代)”など、その時その時のライフステージに必要な条件に合わせて、

住む家を選ぶ(変える)ということです。

もちろん、支出を減らすという観点も忘れずに…。

 

当たり前のことのようにも聞こえますが、

長期のローンを組んでマイホームを購入すると、

買った後、全てのライフステージを満たす家を選ばなければならないということになります。

 

 

具体的には、

・会社勤めしている間はなるべく会社の近くに住み、通勤時間分を家族との時間に充てる

・家族が増えたり、部屋が足りなくなったら広めの家に引っ越す

・子どもたちの教育環境に相応しい地域に引っ越す

・会社を退職&子供が独立したら、生活費が安く生活や通院に便利なエリアに引っ越す

・夫婦2人で住むのに充分な、それまで(家族5人暮らし時代)よりも小さめで段差の少ない家に引っ越す

…といったことを考えています。

 

仮に家を新築で買った場合は、そこにできるだけ長く住むことが効率的になります。

建物の価値が無くなる22年(木造)で引っ越すよりも、

リフォームしながら40年、50年住んだほうが、

全体を平均化した住宅費は安くなるからです。

 

しかし、1つの家に全てのライフステージに対応可能な条件を求めると、

どうしても居住期間の後半は家がオーバースペック(都心への距離、広さなど)となってしまいます。

もし“通勤”に便利な家(=都心に近い)を買った場合、お金の面から考えると、

退職した後はそこに住むメリットはあまりありませんし、

入った会社によって、終の棲家まで縛られる必要は全くありません。

 

賃貸であれば、子どもがいる間は広い家、子どもが独立したら小さな家、

退職後は住居費の安い田舎へと自由に引っ越すことが可能です。 

 

その時のライフスタイルに合わせて、その都度住居を選ぶべき、というのが私たちの考えです。

 

 

ちなみに、現在私たちが住んでいるのは、「一戸建ての賃貸」です。

後で書くように、家を買って住宅費を抑える手もありますが、

以下の理由から今の家を選びました。

 

・子供が2人になる(入居当時)ので、広い家が良い

・通勤時間はなるべく減らし、その分家事、育児に時間を使いたい(私が)

・職場の近くでは広い賃貸アパートorマンションがなく、広い戸建を買うと高い

 

結局、今の職場で働いているうちは賃貸物件に住み、退職したら安い家を買って引っ越す方針としました。

色々探した結果、職場まで歩いて15分の戸建賃貸に落ち着きました。

会社の補助が家賃の6割分出ており、住宅の支出は手取り月収の10%位に収まっているので、支出額としてはだいぶ抑えられていると思います。

 

戸建賃貸を選んで良かった点、悪かった点をまとめてみます。

 

【良かった点】

①広い(職場周辺にはこの戸建賃貸より広いアパート・賃貸マンションはありません)

②子供が出す騒音、振動をあまり気にしなくてよい

③職場に近い(通勤時間が短い)

④家賃には駐車場代が含まれていて、実質的には駐車場代分も補助が出ている

⑤学校が近い(通学が安心)

 

【悪かった点】

①築20年くらいの家なので、時々水回り等が壊れる

②ダニ・カビ等が気になる(喘息持ちなので)

③町内会の役員が回ってくる

④近隣住民との人付き合いに気を遣う(周りは皆さん持ち家の方々)

⑤隣人にだいぶ困った人がいる(奇声、騒音、ゴミ、虫…)

 

の②と⑤がなければ、まぁ快適に過ごせるのですが、

②は想定していたものの、最近喘息の調子が悪くなってきているので、

やはり甘く見ていたところはあります。

⑤は完全に想定外でした。

引っ越し直後は、まさに「やっちまった」感でいっぱいでした。でも、まぁ別に一生住むわけではないし…また引っ越すわけだし…と思うからなんとか耐えられるというところでしょうか。

 

環境が合わなければ気楽に引っ越せるのは賃貸の強みですが、

広い家だと持ち物も増えてしまい、

高校卒業後、安く住みやすい家を求めて11回(!)引越してきた私でも、もう子連れ引っ越しはかなり億劫になってしまいました。

できれば引っ越しはあと1,2回くらいにしたいところです。

賃貸に住んでいる間は、持ち物を増やさないというのは鉄則ですね。

 

今後のプランですが、会社の家賃補助があと11年で切れる予定で、

定年までは家賃補助が切れてからさらに8年ほどあります。

そこまで長く働きたくはないので、

その前に家を買って住み替えを考えています。

購入するとしたら、今のところ以下のような物件を考えています。

 

【1.郊外の築古物件】

 中古物件、特に築古は、都心でなければ結構手ごろな価格で買えるものがたくさんあります。修繕して住みやすいようにすれば、かなり安く自宅が手に入ります。空家問題がだいぶ騒がれていますので、今後さらに郊外の物件は入手しやすくなるでしょう。都心へのアクセスは悪くても生活が便利(買い物・病院など)なら〇です。

 

【2.収益マイホーム】

 「収益マイホーム」という言葉をご存知でしょうか?文字通り、自宅の一部を賃貸に出して、そこから得られる家賃でローンの返済をするマイホームのことです。うまくいけば、持ち出しゼロ(プラス!?)で、マイホームに住むことができます。建物の半分までは賃貸に出しても、住宅ローンを使えることが多いので、通常の収益物件よりも金利を低く抑えることができます。とはいえどこででもできる話ではなく、立地がかなり重要です。また、中古物件はほとんどないので、新築する必要もあるでしょう。

 では、どケチ夫婦はなぜすぐにこの仕組みを使わないのか。それは、子供が小さいので、騒音、振動問題が発生するのは目に見えるからです。子供が大きくなったらアリかもしれません。また、立地が良いところは都心に近く、空気がよくないところでもあります。退職後だと、喘息持ちの私には耐えられないかもしれません…。

 

…色々書いてきましたが、家を買うならお金のかからない築古物件がいいですが、このところ私の喘息の調子が悪く、今住んでいるような和風な家は厳しいかもしれません。土地の安い郊外で、泣く泣くダニ対策の行き届いた新築物件を購入する羽目になるかも…。

 

それでは、また。

 

※投資的な話も書いていますが、実践されるならあくまで自己責任で!