小学校を辞めてホームエデュケーションを選択したブログ。

小4&小2の娘が小学校を辞めてホームエデュケーションを選択しました。その試行錯誤の日々を記録していきます☆

どケチ夫婦☆の「産後クライシス予防法!~家族になる臨界期~」

 どケチ妻・A子です<(_ _)>

 

先日、どケチ夫からとても切ないお話を聞きました( ノД`)…

中高生ぐらいのお子さんのいらっしゃる、50代サラリーマン男性の話

その男性、子どもが小さい頃はお仕事が忙しい時期でもあり家庭を顧みなかったのでしょう。

今は外食や旅行に誘っても、奥様もお子様もそっぽを向いて誰もついてきてくれず家庭で孤立しているようなのです。地域にも知り合いがおらず、“会社”の人間関係しかない状態とのこと。

そんな自分を後悔している様子で、

子どもが小さいうちはなるべく早く帰った方がいい」「子どもが大きくなってからじゃ取り返しがつかない」と切々と後輩を諭していたそうな( ノД`)…

 

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その男性に限らず、世のサラリーマンの多くが、似たような状況に置かれているのではないでしょうか。

…あまりに切なくて、胸が締め付けられました。

だって、その男性だって、「家族のため」に毎日一生懸命働いてきたわけで。

ギャンブルで遊び惚けて散財したわけでも、外に愛人作って家庭を放棄したわけでも、家族に暴力振るったり犯罪を犯して迷惑かけたわけでもなく、その人なりに真面目に生きてきたつもりなんですよね。

なのに、気付いたら周りに誰もいない…

自分が一生懸命守ってきたはずの「家族」が、自分を家族と見做していない…

 

自分はなんのために一生懸命働いてきたんだろうか。」

定年が近づく頃になって、ふと虚しさに襲われるサラリーマン人生。

…皆さんは、なぜ多くの家族がこんな寂しい末路を辿ってしまうのだと思いますか??

 

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ワタクシどケチ妻は、それは「家族になる(※)“臨界期”が存在する」からではないかと考えております<(_ _)>

 

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【臨界期とは】

脳の発達過程において、環境や経験で刺激を受けて神経回路が急速に増えたり、組み換えが起こったりと活発に変化する時期のこと。適切な刺激を受けずにこの期間を過ぎてしまうと、機能の習得が困難になるという仮説。感受性期という呼び方も。

例えば、視覚の臨界期には光による刺激、見る経験が必要だが、生後直後から一定期間、片目を遮断してしまうと、遮断した側の目の神経細胞が応答しなくなり、見えなくなるという。

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どケチ妻的な肌感覚では、「家族になる」“臨界期”子どもが3歳ぐらいまでの時期ではないかと感じております。

…つまり、ただ結婚して子どもを持って一緒に住んでいるだけで“自然と”「家族」になれるわけではなく、子どもが3歳になるぐらいまでの期間に、どれだけ直接的&身体的な“接触”を持ったか、どれだけ多くの時間と経験を“共有”したか。それがその後の夫婦関係or親子関係に決定的な影響を及ぼすのではないかと考えています。じゃぁこの時期を過ぎたら絶対に取り戻せないかというとそんなことはないはずですが、やはりかなり苦労することになるのではと思うのです。

 

 

大人2人だけの“夫婦”から、子どものいる“家族”へ…。

この「形態の変化」は、おそらく最も大きな“人生のターニングポイント”と言っても過言ではないでしょう。その最大の山場を夫婦で手を取り合って上手に乗り越えていかなければ、“家族”になりきれないまま…単なる同居人…ATM的存在…となってしまう可能性が高いということ。

最初の3年間が“家族”になるために、そんなに重要な時期だったなんて、誰も教えてくれなかったわけですし、もし知っていたとしても、当時働き盛り世代ど真ん中だったパパたちに、「定時で帰る」とか「育休取る」とか現実無理だったりしたわけで…_| ̄|○

「どうすりゃ良かったんだよ(#゚Д゚)y-~~💢」というおじさん達の悲痛な叫びが聞こえてきそうです。・゚・(ノД`)・゚・。

 

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そういう意味で、私たちの世代は恵まれています(*^^*)

今の50代60代の先輩方を反面教師に、同じ轍を踏まぬよう、自分の生き方働き方を見直すチャンスがある、まだ間に合う、ということ。

“ちゃんと家族になる”って、ほんとはとても大変なプロセスで、 まさに「最初が肝心」Σ( ̄ロ ̄lll)!

そのことを私たちはもっと認識するべきですし、それを知っていればもっと別の生き方働き方を探るようになるはずです。そして、世の中にこの「家族になる“臨界期”」を支えよう!という意識が広がれば、※産後クライシス由来の離婚といった悲しい結末を迎える夫婦がもう少し減るのではないかと思うのです。

( ※「産後クライシス」とは、出産後2~3年ほどの間に、夫婦仲が急激に悪化する現象を指す。

 

これからお子様を望まれるor産まれるご夫婦には、まず、「“夫婦”から“家族”への大転換期を迎えるのだ!」という認識を持っていただき、「家族の臨界期(最初の3年間)をいかに乗り越えるか」を真剣に話し合っていただき、自分たちの生き方働き方について見つめ直す時間を少しでも持っていただければと思いますm(__)m

 

…ちなみに、どケチ夫婦は「産後クライシス予防」として以下のことを主に実践してまいりましたv(´∀`*v)

 

里帰り出産はしない:1番大変な出産→産褥期を夫婦で手を携えて乗り切る経験を積むため。

産褥期はほぼ夫のワンオペ育児:わたくしどケチ妻・A子は全ての家事を放棄し、ただひたすら横たわるだけの1か月。…はい。大変でした(-_-;)…どケチ夫が(;´Д`A ```。市の産後ヘルパーさんを手配し、実家の両親の協力も仰いで、家事シフトを組んで乗り切りました(;´Д`A ```。

夫婦のドリームマップ(夢達成までのプラン)を作る:お互いに、本当はどんな毎日を過ごしたいのか、究極どんな人生を送りたいのかをとことん語り合いました(*'ω'*)お互いのゴールが共有できていれば、産後のデリケートな時期にちょっとイライラすることがあっても、自分が何に不満を感じているのか、相手にどうしてほしいのかを言葉にして伝え合う努力を続けることができます☆産後の心身に余裕がない日々でも、お互いに「理解し合いたい」「支え合いたい」という基本に立ち返れるからです(o^―^o)♪

 

 

皆様にも、皆様なりに「家族になる」プロセスを大切に踏んでいただき、長い夫婦生活を末永く幸せなものにしていただきたいと思います(*´з`)♡

 

以上、どケチ夫婦☆の「産後クライシス予防法!~家族になる臨界期~」でした☆