小学校を辞めてホームエデュケーションを選択したブログ。

小4&小2の娘が小学校を辞めてホームエデュケーションを選択しました。その試行錯誤の日々を記録していきます☆

市議に具体的な提言をした超絶激アツ!な話。

20歳で早々に結婚&出産&とっくに子育てを終えた友人が昨年卒婚し、第2の人生を新たなパートナーと歩み始めたと聞いて❤超胸アツ❤…な、元どケチ妻?A子です<(_ _)>

 

 

 

日本全国の、ホームスクール・ホームエデュケーションのご家族の皆さ~ん❤
毎日、お疲れ様です!。・゚・(ノД`)・゚・。

…1日中子どもと一緒に過ごすのって、マジ大変ですよね…_| ̄|○|||…

 

※我が家の「ホームエデュケーションのリアル」についてはこちら👇

lovebutton.hatenablog.com

 

現在、そんな我が家の娘2人はなんと、週に1回、図工室使い放題の超VIP対応を受けているのです!!!Σ( ̄ロ ̄lll)!!!

 

※娘2人へのVIPな個別待遇が始まった経緯についてはこちら👇

lovebutton.hatenablog.com

 

 

娘たちにはこれが最高✨らしく、毎回「次の図工ではコレやろうっと♪」とウキウキ計画や準備に勤しんでおります(''◇'')ゞ

工作をする子供のイラスト(女の子)

 

 

 

・・・でだ。

フツーにこれ、「なんでうちだけ???」って思うわけですよ。

「なんでうちだけVIP対応??なんでうちの子しか受けられないの??」ってなるわけですよ。

 

うちの子にできる対応なら、みんなにもやってくださいよ。

うちの子が図工室使ってる時間帯ぐらい、他の子だって図工室使えるようにしてあげてくださいよ。

 

 

・・・いつ、校長先生に言ってやろうか、教育委員会に訴えてやろうか・・・と手をこまねいていたところ、
市議会議員の方に「学校に行かない選択をした家庭」の話を直接聴いてもらえる機会
をいただけることになったんです!!!☆☆☆ヾ(*´∀`*)ノ☆☆☆

 

ブラボー!✨バンザ~イ!!✨

万歳をして喜ぶ人のイラスト(女性)

 

千里の道も一歩から。

自分にできることを1つ1つ。

 

私たちホームスクーラー・ホームエデュケーターは、まだまだ
超絶マイノリティーな存在なわけで、
こうして市議の方に直接話を聴いてもらえる機会なんてそうそうありませんで、このチャンスを逃しちゃならねぇ!!!( `,_・・´)=3フンッって、最高潮に鼻息荒くして思いの丈をぶちまけることにいたしました~💪

 

 

提出する資料が、我ながらあまりにも激アツで、自分でも「ワタシ、相当イイコト言ってない??」と陶酔するほどのデキに仕上がったので、「どうだ~~~🔥全国の政治家たちよ、これを読みたまへ~~~🔥🔥🔥」って勢いのまま、こちらにもアップしちゃおうと思いまっす👍

やる気に燃える人のイラスト(女性)

 

 

・・・「学校に行かない」選択をした、日本全国24万人の皆さ~~~ん✨

 

教育は変えられます。

…政治が動く限り。

時代は変えられます!

…私たちが諦めない限り!

 

お互い、それぞれの場所で、それぞれができることを少しずつやっていきましょう♪(o^―^o)♪

子ども達の未来のために❤❤❤

 

 

 

 

市議〇〇さん

 

 いつも私たち子育て世代の声に耳を傾け、受け止めて下さりありがとうございます!

 この度、私たちのような「学校に行かない選択」をした家庭にも向き合い、困りごとを掬い上げ、議会で取り上げて下さる機会をいただけたこと、心より感謝いたします。

 議会当日まで日がないため、私なりに「学校に行かない選択」をした家庭の現状と困りごとをまとめ、具体的な提案まで考えてみました。

 

 

【学校に行っていない子のパターン】

学校に行っていない子には、大きく分けて4パターンあるのではないかと思います。

 

<パターン①>子どもが学校を嫌がっており、保護者も行かなくていいと思っている。

⇒ホームスクール・ホームエデュケーション・アンスクーリング・積極的不登校タイプ

 

<パターン②>子どもが学校を嫌がっており、保護者も行かなくていいとは思っているものの、仕事等があるため、学校に行ってもらわないと困る。
(=日中子どもを1人にするのが心配なので、子どもにはやっぱり学校に行っていてもらいたい)。

 

<パターン③>子どもが学校を嫌がっているが、保護者は行ってほしいと思っている。

⇒学校側が想定する従来型の不登校タイプ。これまではスクールカウンセラー適応指導教室系で対応してきた。

 

<パターン④>子どもは学校が嫌ではないが、保護者が行かせていない。

⇒学校側は家庭内での虐待やヤングケアラー、カルト宗教による隔離・洗脳といったリスクを想定して強く介入しようとするタイプ。

 

 

・・・これまではパターン③がほとんどで、“親が悩んで”教育相談やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、児童精神科医等に相談し、「子どもがまたなんとか学校に戻れるようにする」という方向への支援に終始していました。

しかし、コロナ禍での休校、オンライン授業等をきっかけに、多くの親子が「学校とはなんなのか」を考えるようになりました。これだけオンライン上に良質な教育コンテンツが溢れる時代、重いランドセルを背負って毎日学校に行き、決められた教室の決まったクラスメイトと、椅子に座って黒板を向いて全員同じ教科書を使って35人全く同じペースで、一斉授業を受ける必要性について、疑問を抱くパターン①②の親子が増えてきました。

これだけ多様な子ども達が存在する時代に、全員一律に、画一的に、同じ教科書で教え込もうという教育方法は全くマッチしていません。「一斉授業」「集団教育」というシステムが悪いだけなのに、一方的な一斉指導に従えない、集団生活からはみ出る子は「発達障害児」というレッテルを貼られて「支援学級」へと送られていく現状に、強い違和感を覚えます。これからの“多様性社会”とは真逆な画一的な学校社会に強い疑問を抱きます。

一番近くて無料の「公立小学校」の義務教育が合わない、と分かっても、今の日本では他に選択できる教育がほとんどありません。いくらオルタナティブスクールやフリースクールが増えても、学費や自宅からの距離の問題が大きく、現実的な選択肢にはなりえません。そこで仕方なく「ホームエデュケーション」「ホームスクール」という形でしのいでいる親子も多いのではないかと思われます。

 

日本では未だ“学校信仰”が根強く、今の学校に合わない親子が周囲の偏見や自身の思い込みに苦しんでいます。

今、これだけ学校に行かない子ども達が増えているのは、今の学校教育システムそのものが子ども達にとって完全に❝時代遅れ❞であり、限界に来ている証拠です。子ども達を問題児、障害児、病児扱いするのではなく、「教育システムそのものを、子どもたちのニーズに沿って根本から変えていく必要がある」という認識を大人たちが持たなくてはいけません。

 

 

【学校に行かない選択をした家庭(パターン①②)が持つ困りごと】

「学校に行かない」選択をした家庭が持っている困りごとは、大きく4つあります。

 

<困りごと①保護者の仕事問題>

保護者が日中仕事のため、保育(預かり)的な意味で、なんとか子どもには学校に行っていてもらわなければ困る家庭(パターン②)が深刻です。子どもに学校に行ってもらいたい理由が、完全に親都合なわけですが、逆に言うと、保護者が働いている間、子どもが安全に過ごせる場所が学校以外に保障されていないという意味でもあります。

 

<困りごと②毎日のお昼ご飯問題>

⇒学校に行かない子どもを持つ家庭では、毎日お昼ご飯を用意する必要があります。保護者に仕事があるなしに関わらず、子どもの昼食を毎日準備しなければなりません。子どもが学校に行かないことで、私自身が地味に最も負担を感じているのが、この“昼食問題”です。給食を食べるだけのためにでも学校に行ってくれたら助かるんだけどな~と思うことも…。

 

<困りごと③保護者の送迎問題>

⇒例えば我が家の長女は、学校に行かなくなった当初、“図工”の授業だけ行きたい、と言っていたのですが、その教室まで保護者が送迎する必要がありました。図工がある曜日は私の都合が悪く、「行けそうな授業だけ」「受けたい授業だけ」登校する、という方法は断念せざるをえませんでした。これは、他のフリースクールや居場所、市の適応指導教室等にも共通する問題で、子どもがどこへ行くにしても、毎回保護者が送迎しなければならないのが地味にネックです。学校以外の選択肢が、子ども1人で通える場所にないと、根本的な解決が望めません。

 

<困りごと④子どもの友達関係問題>

⇒我が家の次女にとって、学校に通う1番の目的は「友だちと遊ぶため」でした。次女は、「授業が死ぬほどつまらない」と言いながらも1学期間頑張って登校していたのは、この「友だちに会いたい」「友だちと遊びたい」という気持ちからでした。友達とは遊びたいけれど、そのためだけにつまらない授業に5時間も6時間も耐えることに限界が来たようで、最終的にホームエデュケーションに移行しました。学校に行かなくなったことで、娘が1番残念に思っていることがやはりこの「お友達と会えないこと、遊べないこと」です。今の生活では、子ども達が様々な友達と出逢ったり遊んだりする機会を満足に保障できません

 

 

・・・上記を踏まえ、私たちが市にお願いしたい支援、取り組みは以下の通りです。

【提言①】

市内の全小中学校に「校内フリースペース」を整備してください。

各学校の校内に、子ども達がいつでも自由に出入りでき、安心して過ごせる場所を保障すること。

 

⇒先日、学校に子どもを迎えに行った際、1人であてもなく校庭をぶらついている男の子に遭遇しました。声をかけたところ、次女と同じクラスの男児(小2)で、「授業つまんないから出てきた」と。授業中にも関わらず、誰も彼を追いかけたり探したりしている様子はなく、このまま校門を出て行って事故や事件にでも巻き込まれたら大問題では?と大変不安になりました。彼のような、授業がつまらないor教室にいたくない、という子が、いつでも逃げ込めて、安心して過ごせる場所を早急に各学校内に整備すべきです。空き教室をフリースペースとして開放してください。

 

※以下は、他の自治体における「校内フリースクール」の取り組み実例(リンク)です。

小中全校に校内フリースクール設置 不登校支援で8施策案 つくば市 (newstsukuba.jp)

全中学校の設置目指し、岡崎市が校内フリースクール「F組」を増やす訳 | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。 (toyokeizai.net)

横浜市立山内小学校の共育・共創の学校づくりとは?子どもだけでなく、先生も「誰一人取り残さない」 (sensei-no-gakkou.com)

広島「不登校支援センター」、オンラインの探究学習やクラブ活動が好評 | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。 (toyokeizai.net)

 

 

【提言②】

提言①の実現が難しいのであれば、代替案として、

日中使用していない❝放課後子ども教室学童を、子ども達がいつでも自由に出入りできるフリースペースとして開放してください。

※放課後子ども教室や学童を食堂として開放し、給食を食べに来るだけでもOKにするとか。

 

 

【提言③】

提言①も②も難しいのであれば、

図工室・音楽室・家庭科室・理科室などを全生徒に開放してください。

学校の様々な設備を、子ども達が自由に使える機会を保障する。

 

⇒現在、我が家の娘2人は、毎週木曜の3~4時間目に、図工室を自由に使わせてもらっています。(校長先生から、「月に1回でもいいのでなんとか学校に来てもらいたい」と言われ、話し合った結果です。)

担当の先生もついてくださり、自分たちが作りたいものを好きに作らせてもらえて、子ども達はとても楽しく通えています。このような学校の設備を自由に使える機会を、我が子以外にも全生徒に広げていただきたいです。

例えば、この木曜3~4時間目の図工室を、我が子に限定せず誰でも使えるようにすることはすぐにでも可能ではないでしょうか?そこから、月曜3~4時間目は家庭科室、火曜3~4時間目は音楽室、水曜3~4時間目は理科室…と、他の教科や教室にも少しずつ広げていけるのではないでしょうか。

全生徒にタブレットが配布されたこともあり、基礎学習は学校に行かなくても1人で自宅で可能な時代です。そんな時代にわざわざ学校まで足を運ぶ価値、それでも子どもが学校に行きたくなる学校の魅力とは何かを考えると、自宅にはない設備や体験…図工や音楽や理科の実験や家庭科、体育等…に行き着くのではないかと思います。

 

 

【提言④】

提言①も②も③も全部難しい、ということであれば、せめて

既存の「教育相談センター」にフリースペースを設け、給食も提供してください。


⇒現在の教育相談センターはあくまで“学習”がメインで、内申書が気になる中学生しか利用していません。もともとは“いじめ”等、心理的理由で「学校に行きたいのに行けない子」向けに設置された施設であり、学校の代替手段としてしか利用を想定されていません。

以下、「市の教育相談センター」の現状です。

・現在、利用者は中学生ばかり。(小学生の利用はほぼない。)

・開所は月~金の9:15~15:00。

・小学5年以上は親の送迎なしでOK。

・給食はないため、弁当持参。

・1時間でも行けば出席扱い。

・始業式や終業式、中間期末テストは、なるべく実際のクラス内で受けられるよう励ます。

・カリキュラムが決まっている。1時間目と3時間目は学習時間(小学生の場合、1週間で国算3時間英理社1時間)で、2時間目と4時間目は集団活動(工作、料理、ゲームなど)。

・学校から配布されているタブレットは利用できない。(通常の授業とは全く別のカリキュラムを組むので。)

・教科書を使って、担当が考えたカリキュラムを基に個別学習を進める。

・基本的には自由に過ごす場所ではない。学校には行けないけれど、勉強はしたい、という子向け。

・学校復帰を前提としているわけではないが、中学生は内申書に響くから学校には行った方がいい、という雰囲気を醸し出している。

 

⇒最も手っ取り早いのは、この教育相談センターを「学校に行かない子ども達の居場所」(校外フリースクール・フリースペース)に仕様を変更することだと思います。

教育相談センターの方針を「学校復帰」や「学習メイン」「学校の代わり」から、「子どもの意思で自由に安心して過ごせる校外フリースペース」という位置付けに変えるだけでも、私たちのような家庭には一気に使いやすく、有難い支援になります。

理想は、教育相談センターを「学習スペース」と「フリースペース」に分け、子ども達が自分の意思で選んで自由に過ごせる居場所に変えることです。

 

※以下は、他の自治体における「教育相談センターのフリースクール化」の取り組み実例(リンク)です。

「学校に戻らなくてもいいよ」 世田谷区が不登校支援施設オープン フリースクールの知恵で多様な学び | 東京すくすく | 子育て世代がつながる ― 東京新聞 (tokyo-np.co.jp)

 

 

 

これだけ提案すれば、1個ぐらい通るはず!!!(;´Д`A ```

いや、通してもらわねば!!!

 

・・・もし何か実現に向けての動きが出てきた際には、またこちらでご報告したいと思いますm(__)m

お楽しみに~♪(@^^)/~~~